至急ご開封ください

ミストの至急ご開封くださいのネタバレレビュー・内容・結末

ミスト(2007年製作の映画)
4.6

このレビューはネタバレを含みます

『ミスト』にはそれぞれ異なる種類の煽動者が複数人登場する。1人はカーモディ、1人は外にいる化け物の話を一笑に付し出ていったノートン、そして主人公のデイビッド。スーパーに残ったカーモディ派がどうなったのかはわからないが、ノートンやデイビッドについていった人々はみな死んでしまった。最序盤で誰かと共に子どもを迎えに行こうと懇願するも誰も着いてきてくれず、単身スーパーを脱出したお母さんは助かっているのが、皮肉だなあと思った。
カーモディが死んだあと、十字架にかかったように両手を広げていたのが印象的だったのと、精神的支柱を失って途方に暮れるスーパーに残った人たちの表情が見ていて辛かった
主人公の奥さんの死体はグロテスクなのに綺麗でゾクゾクした 寄生ってなんかフェチいよな…
自分が非常事態に巻き込まれたとき、どういう行動をするか考えさせられた 
あとオリーがめちゃくちゃかっこいい
サントラもいい
最初から最後まで嫌〜な感じだけど、わたしは好きですこの映画 Twitterのきもいオタク風の紹介すると「最後まで希望を忘れないことの大切さを教えてくれる」映画でした。