Melko

エイリアン4のMelkoのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン4(1997年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

「信じられない!あれを殺したでしょ、自分の仲間なのに」
「邪魔だったからよ」

「これ(舌)もお土産にする?」

個人的に自分の成長を感じた今作!割と淡々と見れた!今まで幾度となく地上波で流れていたのを見て途中で挫折を繰り返し、登場人物も展開もなんとなく知った上で鑑賞、インパクトのあるシーンだけ覚えている、自分にとってある意味トラウマ的な作品を、無事に克服!

しかしやはり途中挫折を繰り返しただけあって、結末は全く知らず、ラスボスがクイーンではなく、新種の子供ってのも初めて知った笑! お顔がまるっきり髑髏やないか!
ドゥルドゥルのお顔に、窪んだ目の奥に見える、うるうるの瞳(🥺こんな感じ)
もはやリプリーとはあまり繋がりないように思えるけど、あれだけ懐いてたのは、一応リプリーがあの子のおばあちゃんだからなのか…?

白熱だった2と比べると、熱量と画面の彩度は抑えめ。しかしエイリアン多勢なのは同じで、負けないぐらいサブキャラのキャラが濃い。
エイリアンシリーズの中で1番印象に残ってる4ってそういえば誰が監督してるんだっけ?って思ったら、 ジャン=ピエール・ジュネだったのか!!そう思うと画面の色合いと、ロン・パールマンやドミニク・ピニョンが出出たのも納得。それぞれ持ち味を活かしてたけど、ロンパールマンにもうひと暴れしてほしかったのが正直なところ。
人造人間ウィノナライダー、まさかのマイケル・ウィンコットも嬉しかったけど、キャラ的に1番良かったのは、積み荷だったオジサン!途中合流の彼、登場時にチェストバスターに寄生されている悲運のキャラ。オドオドしてパニックし通しで一見お荷物キャラなのだが、まさに腹を突き破られようとする最期、みんなを裏切った極悪研究者を道連れに自爆するという男気を見せてくれた!オジサン、良くやった!!

逆に、今作で遂に記憶を引き継いだだけの別人になってしまったリプリーについては、なんというかもう見てて痛々しい瞬間もあり、「もうほっといてあげて…」なんて思っちゃった。。

あと2作あるのか…思い出した頃に見てみようかなぁ…
Melko

Melko