ラース・フォン・トリアー監督、機会の土地アメリカ三部作①を鑑賞。
こんな映画、観たことない。舞台上に白線を引いただけ。そこで全ての物語が展開。見えないけれど粗末な家が数軒立ち住民は23人だけの貧しい村。そこへひとりの美女(ニコール・キッドマン)が、ギャングから逃げてきたようだ…
彼女の美しさと謎めいた魅力に物書きの青年が魅了され、村で匿うことを提案。何度も集会が行われる。村人達の考えは。彼女からの見返りは。
人間の嫌らしさ、傲慢さ、妬み、それらを全て弱さとして受け止め、村人のために尽くそうとするけれど彼女はとんでもなく酷い目に遭うのだった。村人、最低!
などと長尺でいろいろグッタリの後に衝撃のラスト。これで良し。良いと思う。たぶん。
舞台がヘンテコリンでとても面白かった。