私の美しさと、あなたの優しさは、人々の悪意を生み出すのよ…
美しすぎる女性(モニカ・ベルッチ様)と優しすぎる男(エミール・クストリッツァ)による愛の逃避行。監督自ら主演。
監督の作品『アンダーグラウンド』が大好きなので期待値高めで鑑賞。やはり戦争がベースで不思議な人物が多くて監督らしさを感じるがこのラブストーリーは傲慢すぎてそれほど…
彼女があまりにも美しい為、悪の権力者に何処までも追われる。その為に隠れていた村が焼き払われる等、どれだけの犠牲者がいたのだろう。動物も沢山死んでいるし、最後の羊さんたちなど可哀想にもほどがある。
と、思ったけれどラブストーリーには大抵の場合犠牲者が付き物だったりする。これは多すぎるけれど。
蛇が恩返し的な良い仕事をしているのが好き。襲っているフリで助けてくれるなんてクールなイケメン。