とぅん

ハンコックのとぅんのネタバレレビュー・内容・結末

ハンコック(2008年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

超人的な身体能力を持ちながら、問題を解決する時の破天荒すぎるやり方で世間の嫌われ者だったハンコックが、街のスーパーヒーローとして変わっていく話。

ハンコックに助けられたレイが考える「スーパーヒーローとして認知されよう!」作戦に乗るってプロットだったのだけど、途中からまさかのレイの奥さんのメアリーも能力者で、ハンコックと2人で1組の能力者カップルだったっていう事実が明かされる捻りがあって、一筋縄ではいかないのが面白かったな。

2人が近づきすぎると能力が失われるっていう設定で、最後はメアリーもハンコックも復讐に来た犯罪者に殺されそうになるが、
メアリーを救うためには自分が犠牲にならないといけなくて、一定の距離を保ってハンコックはヒーロー活動を継続するラストは収まり良くて好きだった。

ウィル・スミスとシャーリーズ・セロンという強めの並びに、2人をつなげる役割なのがジェイソン・ベイトマンっていう粋なキャスティング。
クズ呼ばわりされるとキレて止まらないの仗助感あるなぁとか、不死身のヒーローのシャーリーズ・セロンって「オールド・ガード」だなぁとかいらんこと考えながら楽しく観れた。

90分程度で観やすいし、脚本にヴィンス・ギリガンがクレジットされてて驚く。
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