ShojiIkura

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:QのShojiIkuraのレビュー・感想・評価

3.8
 新劇場版の中で観ていなかったQの上映(新作に向けたプロモーションかねてんのかな?)があったので、8年前の作品を初鑑賞した。この8年間に様々なアニメが生まれたが、8年前のアニメとは全く感じない緊迫感溢れるクライムシーンはさすが!
 そして、旧作を少しずつずらしていったストーリーはここに来てパラレルワールドの如く別世界へ。旧作で~はこういう存在、と思っていたものが違っていて、ゲンドウが何を言っているのか頭が追い付かない。同じくずれてしまっているシンジは我々と共感状態なのだが、キャラとしてはずれた存在なので、以前にも増してイライラさせられる存在に!そんな中、一気に月日が流れた年月の14という数字が、何か意味があるのでは、と、うーんと腕をくんで考えるのも、この作品の醍醐味だ。まあ、そんな推測をぶち壊してきたエヴァなのだから、来年の新作で呆気にとられて、なんでだよ、なんでそうなるんだよ、となることをむしろ期待する!
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