まるまる

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qのまるまるのレビュー・感想・評価

3.6
アスカ
「ふん! あれじゃあ
 バカじゃなくガキね」
とのことでしたが、それジョーカー(シンジ)を手にしながら、
感情でわやにしちゃった君らヴィレの面々も相当だと思うんですが;^^)/
今回はシンジ君だけじゃなく、どいつにもこいつにもイライラさせられっぱなしw
まともに話しあおうよ!
僕に説明してよおおおおー!
碇司令の髪は、いつの間に剛毛になった?


なんでも、新旧ループ説ってのが出回ってるようでして、
https://www.youtube.com/watch?v=MRMCxv8oEr0
相変わらず、エヴァ界隈はファンがスゴイですねーw
僕もこの説を支持です。
いろいろ確認したいけど観直すのがメンドいので、とりあえず丸呑み(^^)/


完結編、どうなるんでしょうねーw
また、とんでもないことになるのは確実っぽいですが、
それが面白いのか面白くないのかだけが問題でして。
なんでも、庵野監督の考えとして、「エヴァンゲリオン」も「ガンダム」みたく、他の新しいクリエイター達に、延々新シリーズを作り続けてもらう存在にしたいってのがあるようでして、今作はその橋渡しになるようなラストになるのかなぁと。
シンジ君はじめ、メインキャラ全て豆腐のメンタルの持ち主だった旧作に比べ、今作はトラウマ控えめでほんの少しばかり堪え性を持つ雰囲気をまとってるあたり、バッドエンドな旧作から、本当の元凶が見えるエンドとか、お前ってやつはエンドとか、猿の惑星っぽく実はここがナントカだったエンドとかw違う結末を迎えそうで楽しみ。


もしかしてあれかな?
死海文書って、作者は人間?
現代語で書かれてるんじゃないかなーとか思ったり。
絶対時間もいじってくると思うんですよねーw


がんばれ日本の空想科学クリエイター達!












個人的メモ
引っかかったセリフとか仮説

カヲル
「この星での大量絶滅は珍しい事じゃない。
むしろ進化を促す面もある。
生命とは本来、世界に合わせて自らを変えていく存在だからね。
しかし、リリンは自らではなく世界の方を変えていく。
だから、自らを人工的に進化させるための儀式を起こした。
古の生命体を贄とし、生命の実を与えた新たな生命体を作り出すためにね。
全てが太古よりプログラムされていた絶滅行動だ。
ネルフでは”人類補完計画”と呼んでいたよ」
「償えない罪は無い。希望は残っているよ。どんな時にもね」


冬月
「世界を崩すことは造作もない。
だが、造り直すとなるとそうもいかん。
時と同じく、世界に可逆性はないからな」


ゲンドウ
「死海文書の契約改訂の時が来ました。これでお別れです。あなたがたも魂の形を変えたとはいえ知恵の実を与えられた生命体だ。
悠久の時を生きることは出来ても我々と同じく訪れる死からは逃れられない。死を背負った群れの進化を進めるためにあなた方は我々に文明を与えてくれた。人類を代表して感謝します。死をもってあなた方のまた恣意をあるべきところに戻しましょう。
宿願だる人類補完計画と諦観(定款?)された神殺しは私が行います。ご安心を。」
キール
「我らの願いは既に叶った。よい、全てこれでよい。人類の補完、安らかな魂の浄化を願う」


カヲル
「魂が消えても願いと呪いはこの世界に残る。意思は情報として世界を伝い変えていく。
いつか自分自身のことも書き換えていくんだ。ごめんこれは君の望む幸せではなかった」
「シンジ君は安らぎと自分の場所を見つければいい。
縁が君を導くだろう。」
「また会おうシンジ君」


冬月「ひどい有様だな。ほとんどがゼーレの目論見通りだ。」
ゲンドウ「だがゼーレの少年を排除し、第13号機を覚醒へと導いた。葛城大佐の動きも計算内だ。今はこれでいい。」


マリ
「ゼーレの暫定パイロットさん(綾波レイ)。
 アダムスの器になる前に、そこから出たほうがいいよ」

リツコ
「アダムスの器(綾波もしくは9号機)はヴンダー本来の主
初号機から本艦の制御を奪い 返す つもりだわ」

アスカ
「ズルっ!ゼーレのやりそうなことね」
何を指してんだかぜんぜんわかんねw



今作が旧作の後の世界なんじゃないかなーと思うあれこれ。
名前変更
旧作→今作
六分儀ゲンドウ→碇ゲンドウ
碇ユイ→綾波ユイ
旧作サードインパクトで、あの後、ほとんどが元に戻ったのではないかと。
その元がシンジ君の思いなので、完全に元に戻ったのではなく、シンジ君と近い者は微妙に記憶なり歴史が変わってるのでは?
上記、父母についての変更は、シンジ君の記憶に「六分儀」なんて父の旧姓が無かったからなのでは?

また、アスカがカジにデレない。ミサトがカジに取り乱さない(あれ?どうだっけwもうDVD返しちゃったw)。リツコがゲンドウに縛られない。ゲンドウがレイのパーティーだか芋煮会だか何とかの会に参加しようとした。ようになったのも、シンジ君が嫌悪してた部分の修正なのか、もしくは、本人達の旧作での体験が、記憶とか無くとも、彼らを変えてしまったのではないのかなと。
今作Qでのカオルのセリフ
「魂が消えても願いと呪いはこの世界に残る。意思は情報として世界を伝い変えていく。
いつか自分自身のことも書き換えていくんだ」
ってのが働いているのではないのかなぁと。
まるまる

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