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フィオナの海の4423のネタバレレビュー・内容・結末

フィオナの海(1994年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

母親を亡くした少女フィオナは、アイルランドの北西海岸に住む祖父母に引き取られる。そこはアザラシの妖精(セルキー)伝説が伝わる地で、フィオナたち一族もセルキーの血が混じっているという。その話を聞いたフィオナは、かつてゆりかごに乗ったまま海にさらわれた弟ジェミーがこの地で生きていることを確信する。

話としては単純で、死んだはずの弟が実はセルキーに育てられ、生きていたというもの。妖精伝説を背景に幻想的なおとぎ話を描いているが、どこか現実的。それは牧歌的だが、荒廃さも感じさせるアイルランドの風景とその映像と共に流れるアイルランド音楽がそうさせるのかもしれない。

フィオナ役のジェニ・コートニーはまさしくおとぎ話という言葉が似合う美少女で、ロリータ心をくすぐるような容姿がまたたまらない。

 
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