死はすぐそこにある
1つの陣地取りを繰り返す中で生まれた秘密のやり取り。明日は死ぬかもしれない敵同士であり、1番理解できる同志。
登場人物の人となりを見てしまうと、死んで行くのは観ていて辛い。そして終戦の安堵と突き付けられた使命に、なんと言って良いのかわからない…
いつもそう。現場にいない上の命令。わかる、わかるよ、そうしなきゃいけないのも。でも現場の人たちにも心があるし、生きたい気持ちもある。敵なんだけど、敵じゃないんだよ。それでも国のため、自分をを守るために必死に殺さなきゃいけない気持ちを上はわかってないよね。
どれだけ生き残るのか観ればわかるけど、極端な描き方に反戦の気持ちが沸き上がる。