のんchan

情熱のピアニズムののんchanのレビュー・感想・評価

情熱のピアニズム(2011年製作の映画)
4.2
シニアのラブコメ『トレヴィの泉で二度目の恋を』が良かったので、観終わって監督を確認したら『イル・ポスティーノ』のマイケル・ラドフォードだったんだ😲💦
納得しました、遅かりしだけど😅

その流れで監督のドキュメンタリー作品を♬
36年という短い生涯を駆け抜けたフランス🇫🇷のジャズピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニ。
素人でも明確に解るその音色には表情があり、パッションが素晴らしく、神がかりな才能というのか凄いセンス😮✨🎹💫🎶♬

1962年、音楽一家の三男として骨形成不全症という先天性の障害を抱えて生まれたミシェル。全身の骨が折れた状態、ガラスのような骨を持つ病気のため、幼少期は歩くことも出来なかった。身長は成人してからも1m2cmしかなかった。

環境もあるだろうが、桁外れの音楽的才能に恵まれ、3歳でTVから流れるJazzの歌を完コピで歌えてしまったという。

身体的に"普通じゃない"事を悔やむのではなく、明るい性格で、1人でいる事が嫌い。いつも大勢の仲間たちや女性からもモテモテで、誰にでも愛されるカリスマ的人格の持ち主だった。

8歳で初舞台を踏み、13歳でプロデビュー。渡米後は数々の伝説的ミュージシャンとセッションを重ね、フランス人として初めてブルーノート・レコードと契約を交わした。

ジャズピアニストとしての姿はもちろん、
4度の結婚?(女優のように美しい方ばかり、出演されています)他にも数人の愛人がいて、音楽と女性をこよなく愛した壮絶人生を知ることができる。
ジャズ、ブルース、クラシック音楽好きな方はもちろん、ユーモア、モテたい男性にもヒントが?とにかくオススメです🎶
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