再見したので書き直し。
大好きな映画を劇場で観ることができた機会に感謝したい。
名シーンの宝庫であり、挙げたらキリが無いぐらいとにかく全てキマっていた。
完全にヴィンセント・ギャロの頭の中に連れて行かれる…最高すぎて、現実に戻ってきたくなかったぐらい。
刑期5年を終えて出所した男が猛烈な尿意に耐えながら町を彷徨い歩き、偶然迷い込んだバレエ教室で運命の女の子に出会うという夢みたいな話。
ギャロの演じるビリーは凄まじいコンプレックスを抱えるダメ男だが、とびっきりの天使が呪縛から解き放って、救ってくれる。
優しさに包みこまれ、自分も優しくなる。
まじで歪な映画だけど、最終的には深い深い愛情にほっこりとする個人的には完璧な恋愛映画のひとつだ。
今作のクリスティーナ・リッチを好きにならない人はいないと思う。
［2023年 221本目］
