Keigo

コクリコ坂からのKeigoのネタバレレビュー・内容・結末

コクリコ坂から(2011年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ジブリの難儀なところは、はっきりとファンタジーだと分かる作品は別としてある程度のリアリティをもって描かれた作品の場合に、その舞台になっている場所や時代感にどこまで忠実なのか、逆に改変されているのかが分かりにくいところ。

60年代初頭の頃?の横浜らへんってあんな雰囲気だったんだろうか。神奈川出身だから横浜は割と身近だけど、全然そんなイメージ無かったなー。場所というよりあの時代の空気感の方が重要かな?当時の日本の空気感。その記憶も大切に残しておこうじゃないかという。

宮崎吾朗監督もゲド戦記をやって多少肩の力が抜けたのか、いわゆるジブリらしさもあったし、分かりやすくまとまってて良かったんじゃなかろうか。まぁ、宮崎駿が脚本だからというのは大きいのかもしれないけど。
好きな人がまさかの兄妹?!って展開はちょっと出来すぎた話のような気もするけど、当時はそんなこともあったのかな。

『上を向いて歩こう』はやっぱり世界も視野に入れてのチョイスだったんだろうか。だとしたらそういうのが透けて見えるのはなんかな〜...邪推かもしれないけど。

…なんかグダグダ書いちゃったし絶賛って感じではないんだけど、でも嫌いじゃなかったし悪くなかったと思うのであります!
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