あさ

コクリコ坂からのあさのレビュー・感想・評価

コクリコ坂から(2011年製作の映画)
3.7
癒された。95分はあっという間。まだまだ見ていたかった。

「素敵な人がてきて、あんたが旗をあげなくても済めばねえ」当たり前のように、めるだけが家事をするのも、弟にたくさんご飯が配分されるのも。

カルチェラタンを見て『恋は短し』をめちゃ思い出した。文化の宝石箱かて。しかし、文芸系の活動をする学生の男女比よ。バトミントン部とか、部活をしている女子もいるけど映画にその描写まではなくて。そりゃあ家のこともやってりゃ時間はない。改めてゴリゴリのジェンダーロールを見て、自分たちがとりあえずは普通に享受していた選択の自由を見たというか。

そのなかでもお母さんが教育を受けて、海外にまで行っているのは本当にすごいんだろうなと。家庭も持ちながら、協力してくれる夫の存在って、今もだけどこの時代は特に希少でもあったんだろうな。素敵。

変わらない新橋駅の雰囲気。すてき。

ずっと気になっていたのに初めて見た。公開からもう9年経ってるんだね。いつか大きなスクリーンで観たい。久しぶりにジブリ作品をはじめてみる体験をしてワクワクした。う〜ん。やっぱいいなあ。

吾郎監督×手嶌葵だけれど、脚本に駿いるのはやっぱり強いもんかな。あとメルってあだ名、海はフランス語でMerだからかなとか思ってたが、真相やいかに。
あさ

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