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サニー 永遠の仲間たちのCHEBUNBUNのレビュー・感想・評価

サニー 永遠の仲間たち(2011年製作の映画)
3.5
【大根監督の代わりに謝りたい】
『SUNNY 強い気持ち・強い愛』の元ネタを6年ぶりに見返してみた。怒りに震えた。大根監督に失望した。あれは褒めてはいけないと思った。

なんたって、ギャグの一つ一つ、カット割りまでそのまま使っているのだ!大根監督よ!いくら白羽の矢が立って、やる気がないからと、もろパクリするとは!強い愛なんかないんじゃん!と思った(おでん屋のくだりまであるぞ!)。そして、そのもろパクリが原因で、1990年代の微妙にズレた時代錯誤感が生まれていた。そりゃ、時代を変えたのなら演出は変える必要ある。表面的ではダメだ。

さて、肝心な韓国版ですが、、、やはり良いですね。下手に、昔を美化する懐古主義に走らない。女子たちはダサく不細工だし、ギャグも大味。でも、キメるとこはしっかりキメる!音楽も、ただ並べるのではなく、映画の骨格として機能している。決して飾りではない。だからこそ、ラストに涙腺が刺激されるし、映画と監督との心をギュッとつないでくれる。

もし、大根監督の『SUNNY』が気に入ったのなら、今すぐAmazon プライムビデオ等で本作を観てください。
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