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八仙飯店之人肉饅頭のStroszekのネタバレレビュー・内容・結末

八仙飯店之人肉饅頭(1993年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

1993年。マカオで1985年に起きた事件がモデル。前半は、マカオ警察のコミカルで和気藹々とした様子が物語の半分くらいを占める。やる気のない刑事たち、刑事自ら指紋を採取するずさんな捜査の様子、毎回違うホステスを連れた部長刑事。しかし後半になると様子が一変。彼らは容疑者のウォンに過酷な拷問を行い、むりやり自供を取る。自白の内容として、一家八人殺人の犯行の様子が最後に流れる。しかし凄惨な拷問の末に精神を崩壊させられた上で犯人が吐いたことなので、発言の信憑性は留保している。その点にこの映画の知的誠実さを感じた。
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