ポール・グリーングラス脚本、監督作品
北アイルランドで公民権運動のリーダーを務める下院議員アイバン・クーパーはカトリック系住民に対する差別や政府による裁判なしの拘禁に反対するデモを計画
デモはあくまで平和的に行われるはずだったがイギリス軍も過剰に警備を強化しデモ隊を刺激する
やがて一部の若者が投石を始めたりしたことから現場は混乱し、銃撃戦へと発展してしまう。。
以下ネタバレ
1972年1月30日北アイルランドのデリーでデモ行進中のアイルランド系市民とイギリス陸軍落下傘連隊が衝突し13人の死者を出したボグサイドの虐殺とも呼ばれるブラッディ・サンデー「血の日曜日事件」をドキュメンタリータッチで再現した作品
当時15歳で現場に居合わせた共同製作を務めるD・マランの実録小説を参考にしている
当時はデモも違法だった
デモ→阻止する軍隊→小競合い→発砲→倒れる市民
その様子をまるで現地にいるかのように淡々とドキュメンタリー風に撮っている
アイルランド系はカトリック
英国はプロテスタントでそこから相容れない下地があるのかも。。
ラストにU2のこの事件を憂いた名曲サンデー・ブラッディ・サンデーが流れる
U2のボノは父親と母親がカトリックとプロテスタントの別々の信仰者の間の禁断の子供として生を受ける✝️
家族間でも信仰は変えられず集会には父親と母親各々の教会へ出向きボノは母親の方へ連れられていたという。。
いつまで、一体いつまでこの歌を歌わなければならないのか?
いつまで、いつまで?
だから今夜僕たちは一つになる、今夜🎶