ドキュメンタリータッチに描かれた北アイルランドの血の日曜日事件の全貌。
普通にプロテスタントの彼と会いたいだけなのに
普通にカソリックの彼女と会いたいだけなのに
1972年、ロンドンデリーの町で度々行われていた公民権運動のデモ。ある日、そのデモすら禁止されることに。
それでもデモを辞めない市民たち。
デモで今まで43名の陸軍隊員に死傷者がでてきたことの示しをつけるために(報復)起きた軍による市民虐殺事件。
ただの市民運動だと、子供たちだという陸軍隊員に、どっちの味方だという同僚たち。
陸軍側はデモを違法運動だと言い張り、混乱を避けるために主催者側はデモ隊を別方向へ誘導したが、一部のデモ隊はバリケード前で、銃で威嚇する軍に向けて抗議し、投石が始まる。
軍は一般市民に向けて放水攻撃から始まり、催涙ガスやゴム弾で応戦。
エスカレートしていく市民と軍隊。
遂に軍隊が一般市民の老人と若者に向けて実弾を発砲。
逃げまとう丸腰の市民を片っ端から撃っていく軍隊。
白旗を掲げる中年すら射殺
混乱する中、軍隊は市民の死体にまで裏工作をし、市民からの攻撃を主張。
後にこの虐殺作戦を率いた士官らは女王に叙勲された…
