囚人13号

チャップリンの失恋の囚人13号のレビュー・感想・評価

チャップリンの失恋(1915年製作の映画)
3.5
生来のフーテンというか、ある意味『素晴らしき放浪者』と似通った設定。常に孤独でなくてはならない運命をここで背負い込み、そのため一人去っていく後ろ姿は彼のキャラクター性を象徴するアイコンとなったが本作と『サーカス』で反復される、寂しげにトボトボ歩いていくものの最後は力強く歩んでいく様に感動する。
ブーデュは河によって古の昔へ流れていくが、チャーリーは未来へ歩んでいく。
囚人13号

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