コメディゾンビ映画。
前半はとてもおもしろい。
序盤は、町にゾンビが少しずつ出現していく様子を間接的に見せて視聴者を焦らすので、ワクワクと恐怖を感じさせる。そんな演出の中、サイモンペッグの生活と彼が彼女にフられる様子を描いている。
ここら辺はテンポも演出もウマい！
ギャグの伏線回収もしっかりしている。
そしていざ彼らの前にゾンビが現れても全く気付かない彼らのユルさ！
というかゾンビに気付いた後もしばらくはユルい。
本作のゾンビは、そんなユルい奴らでも余裕で倒せるくらい弱い。これまで観たゾンビ映画の中でも圧倒的に弱い。むしろなんでこの町の住人は揃いも揃ってこんな雑魚に噛まれてしまったのか。
後半の展開は個人的には微妙だった。ダイアンの可哀そうっぷりとデイビッドのクソっぷりが鼻についてちょっとイラついた。主人公チームの面々がたまにユルすぎてイラッとすることもある。
シリアス度が低く笑えるゾンビ映画なので万人にオススメできるけど私はゾンビランドの方が好きだ。
