彦次郎

キャタピラーの彦次郎のレビュー・感想・評価

キャタピラー(2010年製作の映画)
2.8
日中戦争で四肢を欠損し頭部を負傷し軍神として帰郷した男と妻の日常を描いた江戸川乱歩氏の「芋虫」と似て非なる反戦映画。
外面は良く家では暴君、介護が必要になった時の家族の在り方に加え加害者がPTSDになるなど現代にも通じる普遍性があります。映像の質感が舞台である戦前に合ってない気もしますがそれを補うかのような寺島氏の身体を張った演技力でした。
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