ミシンそば

ブロンドの恋のミシンそばのレビュー・感想・評価

ブロンドの恋(1965年製作の映画)
3.3
下手なギターに始まり下手なギターで終わる。
フォアマンチェコ時代の作品。

こちらも「火事だよ!カワイ子ちゃん」同様チェコヌーヴェル・ヴァーグで重要な立ち位置を占有してるが、アメリカのニューシネマのような息苦しさが前面に出まくっている。
時代は戦時中で職場はフラストレーションが溜まる場所。
そんで男はみんなナンパな屑。
女も本音を隠さないが、価値観の世代間隔たりは明確。

自分にとってはあんまり好きになれん映画だが、当時の人々に広く受け入れられるべくして…と言った趣だ。