目に見えない巨大な権力によって、自由の国アメリカの“真の正義”は既に失われた―
本作はオリバー・ストーン監督の推測中心の展開で実在したジム・ギャリソン検事を主役にクレイ・ショー裁判までを描いた再現ドキュメンタリー的な内容の作品で
ケビン・コスナー
トミー・リー・ジョーンズ
ケビン・ベーコン
ドナルド・サザーランド
ジョー・ペシ
ゲイリー・オールドマン
と、俳優陣がなかなか豪華な顔触れ。
そしてJFK暗殺事件については国の最高機密として2038年まで完全には公開されない事になっているようだが、当時の関係者その他諸々がほぼ忘れ去れられているか、亡くなっているのを想定しての事だろう。
もっとも、その時になっても本当に全て公開されるかどうかも怪しい話だが、少なくともあの事件は利権問題でどうしても邪魔だったケネディ大統領は闇に葬られたのだ。
作中に出てくる様々な推測の話から、やはりそうだったのではないかとも思わせる箇所も沢山ありともかくこの世の歴史、報道されたものが全てが正しいとは限らない、ということを再認識させられた。
