けんいち

血みどろの入江のけんいちのレビュー・感想・評価

血みどろの入江(1970年製作の映画)
3.3
〈夏のホラー秘宝まつり2022〉にて観賞。
この映画と「ゴッドファーザー」を観るとイタリア人は困ったことがあるとすぐぶっ殺してしまう戦闘民族に思えてしまう🤔

海辺の利権を巡って胡散臭い連中がうろつく入江に4人の若い男女が遊びに来たと思ったら、あっという間に惨殺されるスラッシャーな展開になるがそれは序章にすぎず、入江の開発と利権が絡んだめっちゃ雑な殺戮が始まるちょっと頭のおかしい映画です😆

殺し合いになる動機が雑すぎてイタリア人が怖くなりますが、映画の作りもめちゃめちゃ雑で、これ本当にマリオ・バーヴァが監督したのか疑ってしまうレベルです。超低予算なのが透けて見える画面作りもなんだか悲しい。

登場人物がどっかんどっかん派手に殺されまくるので退屈はしません。
あと音楽の使い方が適当すぎてふざけてるような気もするし、アートみたいに思えたりもします。