顔面溶解女のおたけび。
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これ被害者じゃねえか！！！！

薬物中毒者の主人公、ジェイク。母親には色々言われてめんどくさいし、今日も友人のデイブに連絡を入れる。今回は映画制作のネタとして、女性が強姦されたのちに殺害されるという事件が起こった村へとデイブの弟・ドナルド、ドナルドの彼女ベッツィ、デイブの彼女クリスティーンを連れ、計5人で訪れた。その村で迎えてくれたのは被害者女性の父親で、宿を貸してくれる事になる。しかしどうやら、この付近では殺された女性の怨念がウロついてるらしく...

ジャケットが登録されていないので最初のツッコミが分かりにくいと思うんですけど、本作のジャケットは顔面が溶けた女性の顔面がドドンとアップになっていて、タイトルに「顔面溶解女のおたけび」とあるし、どこから誰がどう見ても「この顔面溶解女が襲ってくるんだろうなあ、、、」ってなるんですよ。
はい、被害者でした。

もうそんな具合で既にヘッポコの片鱗が見えまくってるヘボ映画なんですが内容は前述した通りパーリィ～～な若者達が(人であろうと霊であろうと)キラーに襲われ、ひとり、またひとり......とヌチャ殺されて行くスラッシャーものです。
内容もどっかで聞いた事あるような...みた事もあるような...という気がするくらいなんですけど制作国がフィリピンという、比較的珍しめな気がする事もあって「さてさて...どんな感じかなあ！」と期待値は若干あったんですが...。

正直言って最初1時間は何もないしめちゃくちゃにつまんないしで普通に虚無に近い領域に居る映画なんですが、「これ被害者じゃねえか！！」という最初のツッコミが霞むくらいの最悪のクソエンドで、普段は「クソ」といった汚い言葉を使わないようにしている私でも「クソ」という言葉を解禁せざるを得ないくらいにはクソでした。
というかシンプルにつまんなかったけどこの酷すぎる終わり方のおかげで一周回ってクソポイントがプラスに変化して★3.5になったまであります。

一応、犬に喰い殺される、ドライヤーをイヤッホーされて顔面がドロドロ、ボコボコにされた男性の結構酷い事になった顔面...などそれなりにインパクトのあるグロ描写は拝めますが、1時間30分でそれくらいしかしてくれないので「うん…」という感じです。

まあ何が一番の問題かって、本作、海外盤もまともにないわ国内版はVHSしかないわそのVHSもビックリするくらい売ってないわでめちゃくちゃ入手困難(視聴困難)なんですよね。めちゃくちゃな鑑賞難易度を乗り越えた先にこの仕打ちなので余程のマニアか私みたいなキテガイ以外はこんな映画より「タッカーとデイル」とか「ファイナル・ガールズ 惨劇のシナリオ」とかを観てた方が有意義なのでそっちを観ましょう。再鑑賞でも可。

視聴 2024年9月16日

• #izuのお気に入り
• #izuのVHS

映画撮影の為、人里離れた村の宿へ訪れる。だが、レイプ殺害された女の怨霊に襲われてしまう😂

主人公が薬中って時点でアレなんだが、オチも酷い。レイプ殺人犯たちに復讐すりゃいいのに、罪のない見ず知らずの連中が殺られちゃうのは気の毒だわ。普通の復讐劇にしてくれたら良かったのにな。それにしたって後半までダラダラしすぎ。かと言って後半から盛り返すわけでもなく…。

• #90年代
• #フィリピン
• #ホラー★

レイプされて殺された女幽霊とSEXしまくる前半、ドライヤーで顔面ドロドロになる後半。そして、まさかのオチ…。