床ずれ

鏡の中の女の床ずれのレビュー・感想・評価

鏡の中の女(1975年製作の映画)
4.0
なんとも神経症的で不安定で繊細な映像の数々。
リヴ・ウルマンが大量の睡眠薬を飲んだ後に壁紙の模様の線を指で追うショットが好き。繊細すぎる精神の機微が見事に伝わってくる。
こんなヴァルナラブルで危うい精神世界の中にどっぷりと浸かり込んで、ベルイマン&ウルマンカップルは普通に日常生活を営めるのだろうか。
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