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仁義の墓場のhabakariのレビュー・感想・評価

仁義の墓場(1975年製作の映画)
4.5
色調の切り替えやピンポイントの赤、大阪城の正面ショット、芹明香のキャラクター設定等、田中登の代表作っぽさを感じたが、そういうことなんですね。田中作風の虚無的なルーズさ・ナンセンスを有するショットと、お得意の容赦のない暴力描写の同居。どうしようもないクズが無様に転がり落ちるだけ。血も涙もない恐怖のマスターピース。
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