阪本嘉一好子

モンタレー・ポップの阪本嘉一好子のレビュー・感想・評価

モンタレー・ポップ(1967年製作の映画)
4.6
スコット・マッケンジーの「はなのサンフランシスコ」から始まる。
https://www.youtube.com/watch?v=6O3woRsZuU0

これは音楽だけ。ドキュメンタリーの最初はコンサートに参加する人をうつしたり、警察がこの混雑をどうコントロールするがとか食べ物はどうするかなどと。ジャニスやクロスビーなどの笑顔を映す。ママ&パパスのフリップス夫婦も。エリック・バートン(アニマルズ)が"Paint It Black" を歌ってる時、ブライアン・ジョーンズの歩く姿を映してるね。

不幸にもこの映画の最初のバンドは全く知らない(Canned Heat – "Rollin' and Tumblin'"だそうだ。)。しかし、このラインナップ、すごいね。ウィッキーで調べたら、六月の16.17.18の三日間もあったらしい。でも、このドキュメンタリーは、ほんの一部で残念。
カルフォルニア州のモントレー(Monterey County Fairgrounds in Monterey)で、海の近くだし、気候もいい六月だから観客、主にヒッピーがリラックスしているね。60年代の人々は清々しい顔をしているね。ストレスが少なかったのかもしれないね。

Songs featured in the film, in order of appearance:

INTRO +BIG BROTHER FEAT. JANIS JOPLIN
Scott McKenzie – "San Francisco (Be Sure to Wear Flowers in Your Hair)"*
The Mamas & the Papas – "Creeque Alley"* and "California Dreamin'"
Canned Heat – "Rollin' and Tumblin'"
Simon & Garfunkel – "The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)"
Hugh Masekela – "Bajabula Bonke (The Healing Song)"
Jefferson Airplane – "High Flying Bird" and "Today"
Big Brother and the Holding Company – "Ball and Chain"
Eric Burdon & The Animals – "Paint It Black"
The Who – "My Generation"
Country Joe and the Fish – "Section 43"
Otis Redding (backed by Booker T. & the M.G.'s) – "Shake" and "I've Been Loving You Too Long"
The Jimi Hendrix Experience – "Wild Thing"
The Mamas & the Papas – "Got a Feelin'"
Ravi Shankar – "Dhun" ("Dadra and Fast Teental") (mistitled as "Raga Bhimpalasi")

{Credit: DeckThePoor}
このドキュメンタリーではラビ・シャンカールがとりだが、実際は加州のバンド、ママス&パパス。ママ・キャスがこれが最後だと観衆に伝える。
https://www.youtube.com/watch?v=yEdnpp_K2Rk  
途中でスコット・マッケンジーが招待され、(作詞作曲:ジョン・フィリップス)が「はなのサンフランシスコ』歌う。

当時のポップ好きには音楽を聴かせるようにできていないのでつまらない。何人か出演しているかだけわかり、出演者が観客と混じって映し出されている。それをみると、出演者がアイドル化されてなく、尊敬に溢れていて、観客は相手の立場を理解しているように思える。現在のコンサートではこういう訳には行かないかもしれない。

それにクロスビーの政治メッセージがカットされているどころか(彼はカットされると言った)バーズの演奏はこのヴィデオにないし。こんな有名なシーンだったのに。だからここに載せておく。
https://m.youtube.com/watch?v=_5xRqCqJOAU
https://www.youtube.com/watch?v=9-EdPDptH_c
歌詞
He was a friend of mine, he was a friend of mine
His killing had no purpose, no reason or rhyme
He was a friend of mine
:
:
(He=はケネディ大統領のこと。)



1967年は多分、私はビージーズのファンクラブにいたし、こう言う類の音楽を聴いていたように思う。でも、両親がうるさい音楽を聞くと怒鳴っていたから、クラッシックかビージーズなら聞けたように思う。その後、1970年に入って、こういう音楽を、前に戻ってよく聴いていた。この中でジェファーソン・エアープレイン、アニマルズが好きだったと思う。しかし、1970年代に画像やvideoを見る機会が全くなかったので、グレース・スリックがあんまりにも魅力的なのでビックリした。https://www.youtube.com/watch?v=dsDdJWn55G0&t=13s
それに、エリック・バートン(アニマルズ)は 私の好きな歌手の一人。https://www.youtube.com/watch?v=kTinm9WiWtE