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将軍たちの夜のmikoyan358のレビュー・感想・評価

将軍たちの夜(1967年製作の映画)
3.5
2014/10/13鑑賞(鑑賞メーターより転載)
ピーター・オトゥールとオマー・シャリフという「アラビアのロレンス」の2トップが、表向きは高貴な軍人だが実は連続殺人犯vsそれを追う正義の塊というドイツ軍の兵士に立場を変えて登場。まあオマーのほうは相変わらずドイツ人には見えないが(笑)、オトゥールはその他の映画と同じ顔をしていながら目だけでその猟奇性や異常性を嫌というほどに醸し出すことができていて、やはり巧い。ワルシャワの街を破壊する時の何とも言えない悦びに満ちた表情なんか最高。ナチスの史実も濃厚にストーリーに絡む、歴史ものとしても見応えある一本。
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