将軍たちの夜の作品情報・感想・評価

「将軍たちの夜」に投稿された感想・評価

otom

otomの感想・評価

4.0
戦時下における殺人の大小。サイコなピーター•オトゥールは最初から見るからに怪しいのだけれども、それをものともしない怪演で引っ張る。また映像は火炎放射器のシーンや場面転換がかなりお洒落。トム•コートネイがまた効いている。良作。
なお

なおの感想・評価

3.5
将軍を印象付けるオープニングの軍服、ズボンの赤いラインに興味が湧きます。
気味悪いピーター・オトゥール、顔面ピクピクは演技に見えない。2時間越えで長いけど、一気に見終えました。ニューシネマパラダイスのフィリップ・ノワレも警察官役で登場してます。オマー・シャリフがあっけなく亡くなるシーンと、長い割にラストがかけ足気味なのが惜しい。
ドイツ占領下のポーランドで発生した娼婦殺人事件の容疑者として浮かび上がってきた、アリバイのない3人のドイツ国防軍の将軍を情報部の少佐が追う重厚な現代史サスペンス。キャストが豪華。ピーター・オトゥール演じる親ヒトラー派の将軍のキャラがかなりキチっててヤバイ。似たルックスのクリストファー・プラマーはどう使うのかと思ったら、ロンメル元帥役で、2分くらいしか出てこなかった。終盤はワルキューレ作戦のエピソードになるが、シュタウフェンベルク大佐が普通にオッサンだったのでびびった。自分でも知らないうちにトム・クルーズに毒されていたようだ。
2018.2.4 DVD(字幕)
nago19

nago19の感想・評価

3.5
戦争映画だけど別な視点で興味深かった。ピーターオトゥールといえばアラビアのロレンスって感じだったけどこんな顔だったんだ。
ナチス・ドイツ占領下の街で起こった一連の娼婦惨殺事件を戦中・戦後と渡って追求していくサスペンス。
正直キャスティングの時点で既にネタバレな印象は拭えないものの、容疑者である将軍達に耽々とプレッシャーをかけていくグラウ少佐の存在感が素晴らしい。オチはちょっとどうかと感じるトコロがなきにしもあらずだけど、国境を越えた正義と誠意の意義のかっこよさは十分過ぎるほど堪能できるかと。
ともあれ、ワルシャワの市街地を破壊する機甲師団の迫力やソレを顔色一つ変えずに指揮するタンツ中将のコレぞナチスな図は誤解を恐れずに云えばすこぶるカッコイイし、ヒロインであるウルリケを演じたジョアンナ・ペティットの愛らしさも特筆モノ。
50年如きの歳月では風化しない異様なる戦争映画 アナトール・リトヴァク「将軍たちの夜」

アンジェイ・ワイダの「抵抗」三部作で描かれる渦中のドイツ視線戦争映画はある意味ワイダ作品の限界を軽々と超えておりました。

リトヴァク作品は不勉強ながら渡米後の「私は殺される」も「さよならをもう一度」も「蛇の穴」「追想」等さえ未だに観ていません。
知人曰く ドイツ、フランス時代がはるかに面白いそうです。
はな

はなの感想・評価

3.5
回想との行き来がわかりにくいのが気になるが、殺人事件だけでなく軍の陰謀も絡み面白い作品。
somebody

somebodyの感想・評価

3.7
WOWOW #170917

ピーターオトゥール、私むっちゃ好きなんかもしれん…
一瞬で見終わったよ。

あと見たことあるおもたらトトでした。
1942年、ドイツ支配下のワルシャワで娼婦殺人事件が起きる。情報部グラウ少佐は目撃者の証言から軍の将校が犯人と睨む。その捜査線上には親ヒトラーのタンツ将軍の名も挙がっていた…。

主演はピーター・オトゥールとオマー・シャリフ、音楽はモーリス・ジャール…。「アラビアのロレンス」を彷彿させるこの布陣。捜査に執念を燃やす少佐(のちに中佐)をシャリフが、戦争の狂気を体現する将軍をピーター・オトゥールが演じている。他にもドナルド・プレザンスやフィリップ・ノワレなどキャストは豪華。ヒトラー暗殺計画を絡めた中盤の展開、とくにタンツ将軍のあの異常さは物語として楽しめたが、後半があっさりしていて残念だった(中盤は登場人物多すぎて展開が停滞してしまったところもあったが…)

グラウが戦争よりも捜査に執着する理由や、将軍がゴッホの自画像に強い興味を示すその背景も、もっと見たかった気がする。

このレビューはネタバレを含みます

ヒトラー暗殺系の戦争映画かなと思ったら、それを背景にした推理サスペンス物だった。OPから不気味な鉄十字と青い目、ピーター・オトゥールの演技からは自然と狂気が伝わってきて素晴らしいし、モーリス・ジャールの音楽がマッチしていました。ただ少し単調気味で長く感じました。ワルシャワの破壊のシーンももっと欲しかったです。
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