将軍たちの夜の作品情報・感想・評価

「将軍たちの夜」に投稿された感想・評価

nago19

nago19の感想・評価

3.5
戦争映画だけど別な視点で興味深かった。ピーターオトゥールといえばアラビアのロレンスって感じだったけどこんな顔だったんだ。
ナチス・ドイツ占領下の街で起こった一連の娼婦惨殺事件を戦中・戦後と渡って追求していくサスペンス。
正直キャスティングの時点で既にネタバレな印象は拭えないものの、容疑者である将軍達に耽々とプレッシャーをかけていくグラウ少佐の存在感が素晴らしい。オチはちょっとどうかと感じるトコロがなきにしもあらずだけど、国境を越えた正義と誠意の意義のかっこよさは十分過ぎるほど堪能できるかと。
ともあれ、ワルシャワの市街地を破壊する機甲師団の迫力やソレを顔色一つ変えずに指揮するタンツ中将のコレぞナチスな図は誤解を恐れずに云えばすこぶるカッコイイし、ヒロインであるウルリケを演じたジョアンナ・ペティットの愛らしさも特筆モノ。
50年如きの歳月では風化しない異様なる戦争映画 アナトール・リトヴァク「将軍たちの夜」

アンジェイ・ワイダの「抵抗」三部作で描かれる渦中のドイツ視線戦争映画はある意味ワイダ作品の限界を軽々と超えておりました。

リトヴァク作品は不勉強ながら渡米後の「私は殺される」も「さよならをもう一度」も「蛇の穴」「追想」等さえ未だに観ていません。
知人曰く ドイツ、フランス時代がはるかに面白いそうです。
はな

はなの感想・評価

3.5
回想との行き来がわかりにくいのが気になるが、殺人事件だけでなく軍の陰謀も絡み面白い作品。
somebody

somebodyの感想・評価

3.7
WOWOW #170917

ピーターオトゥール、私むっちゃ好きなんかもしれん…
一瞬で見終わったよ。

あと見たことあるおもたらトトでした。
1942年、ドイツ支配下のワルシャワで娼婦殺人事件が起きる。情報部グラウ少佐は目撃者の証言から軍の将校が犯人と睨む。その捜査線上には親ヒトラーのタンツ将軍の名も挙がっていた…。

主演はピーター・オトゥールとオマー・シャリフ、音楽はモーリス・ジャール…。「アラビアのロレンス」を彷彿させるこの布陣。捜査に執念を燃やす少佐(のちに中佐)をシャリフが、戦争の狂気を体現する将軍をピーター・オトゥールが演じている。他にもドナルド・プレザンスやフィリップ・ノワレなどキャストは豪華。ヒトラー暗殺計画を絡めた中盤の展開、とくにタンツ将軍のあの異常さは物語として楽しめたが、後半があっさりしていて残念だった(中盤は登場人物多すぎて展開が停滞してしまったところもあったが…)

グラウが戦争よりも捜査に執着する理由や、将軍がゴッホの自画像に強い興味を示すその背景も、もっと見たかった気がする。

このレビューはネタバレを含みます

ヒトラー暗殺系の戦争映画かなと思ったら、それを背景にした推理サスペンス物だった。OPから不気味な鉄十字と青い目、ピーター・オトゥールの演技からは自然と狂気が伝わってきて素晴らしいし、モーリス・ジャールの音楽がマッチしていました。ただ少し単調気味で長く感じました。ワルシャワの破壊のシーンももっと欲しかったです。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

3.5
2014/10/13鑑賞(鑑賞メーターより転載)
ピーター・オトゥールとオマー・シャリフという「アラビアのロレンス」の2トップが、表向きは高貴な軍人だが実は連続殺人犯vsそれを追う正義の塊というドイツ軍の兵士に立場を変えて登場。まあオマーのほうは相変わらずドイツ人には見えないが(笑)、オトゥールはその他の映画と同じ顔をしていながら目だけでその猟奇性や異常性を嫌というほどに醸し出すことができていて、やはり巧い。ワルシャワの街を破壊する時の何とも言えない悦びに満ちた表情なんか最高。ナチスの史実も濃厚にストーリーに絡む、歴史ものとしても見応えある一本。
オープニングの暗闇に浮かび上がる、ナチスの記章。

ピーター・オトゥールの青い瞳が鋭く光る。

1942年、ワルシャワで起きた、娼婦猟奇殺人事件。

目撃者の証言から浮かび上がったのは、潔癖性の異常性格者タンツ将軍。

立場上不利な中、捜査に執念を燃やす軍情報部グラウ中佐。

初めてタンツと対峙した彼は、目の前の凄まじい光景に唖然とする。

レジスタンス掃討作戦として、街を火炎放射器と戦車で攻撃する兵士達。

終始、能面のような表情で指揮を執る、タンツ将軍。

ピーター・オトゥールのポーカーフェイスの演技が、病的で不気味。

パリでの第2の事件、下士官ハルトマンの災難。

グラウと、パリ警察モラン警部との敵対の壁を越えた絆。

親ヒトラー派のタンツと、ワルキューレ作戦を絡めた展開がスリリング。

クリストファー・プラマーがロンメル役で出演していたが、アッという間に出番が終わってしまった。

残念。

2時間超の作品だが、最後まで飽きずに観る事が出来た。

是非、原作も読んでみたい。

 
みさき

みさきの感想・評価

3.5
ピーター・オトゥールが怖かった。後半は彼が出てくるだけで不安になった。
>|