クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ！戦国大合戦のややのネタバレレビュー・内容・結末

家族ができれば未練がわく、のアンサーがひろしが言った「しんのすけのいない世界に未練はあるか？」なんだなぁ。

よくできたお話だし評価が高いのも頷ける。
ただギャグがないわけでもつまらないわけでもないんだけど、静かな会話や間などが長くて私の求めるクレしんとはちょっと違うかな、という感想。
しんちゃん自体があまり出ないし、出てもそこまで活躍しない。メインではなくて、時代劇にちょこっと野原一家が紛れ込んだような。
かといって、じゃあしんちゃんが出なくても良いのでは？というとまた違うのが絶妙なのだけど。(実写の方は観てない)

『オトナ帝国の逆襲』と併せて、普段のクレしんはノリがキツいと感じる人でも見やすそうだし、子どもが気軽に触れられる時代劇としても良いのかも。

あと、どれも良いシーンなのにすみませんこんな大人でと謝りたいのだけど、頬を染めた又兵衛の描き方が妙に艶かしくて見ててちょっと恥ずかしい。笑

戦国時代にカレーを食べたり車やダイエット器具が暴れるのは楽しい！
昔観た時には意識してなかったけど、ひろしやみさえは又兵衛が死ぬ未来を知っていたのが切ないね。
「おい、青空侍」での閉幕はとても綺麗でした。