きゃん

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦のきゃんのレビュー・感想・評価

3.6
戦国時代を舞台に、野原一家が春日部にいるルーツをさぐる作品。戦国時代の身分の差が障害となった悲恋を中心に、戦いの様子などスケールが大きかった。笑って泣ける。

ある夜、野原一家全員が同じ夢を見た。時代劇のような着物を着たおねいさんの夢だった。次の日、しんのすけはシロが掘り返した庭の穴から、自分が書いたとおぼしき手紙の入った文箱を見つける。すると、しんのすけは戦国時代へタイムスリップしてしまう…

野原一家が物語の中心ではなく、春日家に仕える侍・又兵衛と廉姫の身分の差で成就させることのできない恋の行方が物語の中心となっていた。しんちゃんが蚊帳の外かと言われたらそうではない。しんちゃんの無神経さと純粋さが2人の恋に、戦国時代に大きな影響を与えてくれていた。時代を越えてまでも人々に絶大な影響を与えてくれるしんちゃん、野原一家すごいってなった。
「野原一家、ファイヤー」

みんなが馬で移動する中で普通に自動車が走ってる絵が面白かった。戦国時代に自動車は最強すぎるな~。笑
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