青空侍
誰もが泣いた、涙、涙、涙の大感動作。
戦国時代の描写の作り込みが凄い。
背景、合戦、そこに生きる人々・・・。
クレヨンしんちゃんというアニメの世界観を飛び越えてしまった。
ただ、個人的には苦手な作品。
良い作品だし、名作だとは分かるけど、あんまり好きになれないのは何故だろう?
同じ、過去にタイムスリップする話なら、エンタメ度が高い「雲黒斎の野望」の方が好き。
今作は、ギャグは少な目。
戦国時代を舞台にした映画に、しんちゃんが迷い込んでしまった感じ。
リアルな合戦シーンに、野原一家が巻き込まるシーンは恐怖そのもの。
ここまでリアルに描写されると、野原一家でもただでは済まない空気が流れて、そんな事は絶対に起きないと分かっていてもハラハラしてしまう。
そして、涙、涙のクライマックス。
結末を知ってると更に悲しい。
あんまり、しんちゃんっぽくない映画だけど、一つの映画としては凄く完成度が高い作品。
今日も、空は青かった・・・。