この先、殺人鬼に注意！
殺しては次々に車を乗り換えるキチ殺人鬼ヒッチハイカーと7人と一匹のワンコのワケあり連中の運命が交差する時、ハイウェイは血に染まる！
以下パケ裏抜粋↓
人生を分かち合う伴侶を亡くしたトラック運転手、オデル。
三流ピエロ、ウィットと彼女アイリーン。
オデルに助けられたナバホ族の女性とその祖母。
父親の葬儀に向かう姉妹。
７人はそれぞれの思いを抱え、オゾーナを交差する。
行手を遮るのは、狂信的なシカゴの精神医、アラン。
共通項は、ヤクでラリる地元ラジオ局の名物ＤＪ、ディックス。殺しては乗り換える狂気のヒッチハイカーの結末は？
小汚いワンコが自分の腸モツもった死体発見する
最高の出だしからの尻つぼみ感な、
実はこの映画、ヒッチハイクしては殺していく殺人鬼物の様相を呈しているが、実は焦点はスラッシャーでは無く、ワケありな7人の過去と現在に焦点を当てたヒューマンドラマっぽくなっている。
のんで殺人鬼はオマケみたいなもんやな。
オゾーナの荒野を走る人生どん詰まり感たっぷりの7人が殺人鬼の恐怖にさらされながらも目的地に希望を持って車を走らせるという展開にスラッシャーもん期待してたわしはもう目が糸状態やったわ。
でもね。途中から小汚いワンコが出てきてからテンション上がったわぁ。トラック運ちゃんに僕も一緒に連れてって？わん！っておねだりするワンコの可愛さたるや！
しかも意外にこの7人が泣かせる過去持っててね、特に売れない三流ピエロのウィットと頭弱い彼女のアイリーンの強盗シーンには心打たれたわぁ( ；∀；)
『あなたはピエロでしょ。人を笑わせるのが仕事のはずじゃないの？』って涙ながらに言うて強盗断念するシーンはジーンと来てしまったよ。
余命幾ばくもない祖母に海を見せる為に車を走らせる少女。
妻を亡くし野良ワンコとトラック走らせるおっちゃん。
しかし、行く手には狂人の殺人鬼がおるという救いへし折る展開な、
もう、皆んな死なんでくれ！(´Д｀)
っつって願ってやまないドキドキハラハラな展開になるんはほんと上手いわぁ
そして錯綜する7つの思いがハイウェイで一つになった時、衝撃の結末を生むあのラストは実に良い。
顔も素性も知らない人々がたまたまオゾーナのハイウェイで起こした偶然がラストで希望となるあの結末はまさに素晴らしかった！
ヘッポコからの巻き返し良作！
