アパートの一室でホルモンを下ごしらえする男。
奇特な面々が入れ替わり現れる。
その中の一人、美しい女性と親しくなり。。。
閉塞感に満ちた中、メタファーにあふれる物語が進む。
終盤、一転して山に出るが、そこでも同様のメタファーが繰り返される。
アパートの面々が、自然の中でも現れる絶望。
それでも、荷担滝を越えて、2人は1つになれる。
しかし、突然女が消える。
残されたのは、タグの付いた辞書のみ。
これ、似たような経験をしたことがあります。
以前、好意を持ち合っていた女性がいましたが、会社の中で彼女の名前が出てきます。ウシオ電機という会社。
目先の現場のフォローをしていると、彼女に関する良い風のウワサが立ち上り、将来のメシの種に邁進していると、悪いウワサが立ち上る。
まるで女性をタグのように扱い、「誰か」の意に沿うときれいなタグを下ろし、「誰か」の意に沿わないとタグを汚す。残念なところでした(^^;
その後、街で突然突き飛ばされ、骨折しました。
9か月の入院。その間に彼女と連絡がとれなくなってしまいました。
彼女の勤務先の店長に、私の連絡先を伝えてほしいと頼み了承を得ましたが、しばらくすると手のひらを返したように否定。
仲のよい同僚の女性も、知らないとウソをつき始める。
神隠しにでもあったような感じでした(^^;
過去のことですが、皆さんが同じような経験をしないことを願っています。
映画のラスト。
主人公がチョウに導かれて見る先には、荷担滝と幼い子供。
主人公の手元には辞書。その表情は暗い。。。
辞書は不要ではないか(^^;