藤田武彦

流浪の月の藤田武彦のレビュー・感想・評価

流浪の月(2022年製作の映画)
3.3
エンターテイメントではない。

雰囲気はある。
・街の空気感
・人の息づかい
・説得力のある描写

その表現力で、何を描こうとしているのか?
 
 
主人公の病気は、父性原理が未発達の、日本のメディアの象徴だろうか。

ならば、、、

・赤紙を受け取ったのではなく、ムラを挙げて非国民!、と罵っていたこと
・原爆は落とされたというより、呼び込んだこと

これらに目を据えることが、父性原理の回復では?
藤田武彦

藤田武彦