息もつかせぬ展開。
2時間45分があっという間に過ぎる。
現代ほどのCG技術は無かったろうが、迫力のある炎の演出。
古さをほとんど感じさせない。
バカな行動をする女は、肌の色がヒスパニック系であっ>>続きを読む
禁忌にチャレンジした意欲作、
ご都合主義には目をつぶろう。
子を産む女と、無数の短冊。
メタファーとしての表現が目立つ。
それ自体は良いとして、断片的な物語の中の一部分であり、こちらとしては、大き>>続きを読む
賢治=現代の若者
父=高度経済成長の世代
そう捉えても、映画を観れる。
「何もできねえ」賢治。
それでも、年下の妹のために、物語を編む。
現代のYouTuberが、無償で良質なコンテンツを生み出す>>続きを読む
予告編が1番格好良い。
レトロな特撮だが、物語に入り込むには、支障はない。
マンガのコマ割りのようなテンポの良いカットも、違和感は無い。
トドメのライダーキックのシーンには、思わず爽快感。
最>>続きを読む
週末の暇つぶしに。
割引料金でちょうどよい。
悪い映画ではないが。
ドラマが弱く、ロードムービーのように、脇役の小話がランダムに絡んでくるだけ。
銭湯を続けるかどうか、という王道の展開も、兄と弟>>続きを読む
美波見たさに観る。
シュールな物語。
ノゾキ趣味の義兄は、何かのメタファーだろうが、物語そのものとしては、さほど面白くはない。
それでも観てしまうのは、美波をはじめとする役者の存在か。
躁と鬱の間で、生きにくさにハマっているヒロイン。
エキセントリックな言動は、何かのメタファーか。
本谷有希子原作は、ハズレが無いが、
思わせぶりにする必要はなく
問題意識を直接描いてもよいのでは。>>続きを読む
稲荷神社の狐は、ヒトの無意識の神だった。
農耕文明が始まる前の、石器時代のハードウェア。
ヒトは、狩猟採集のために出来ている。
工業人材を輩出するための、イスに座った学校教育の弊害。
そ>>続きを読む
エンターテイメントではない。
雰囲気はある。
・街の空気感
・人の息づかい
・説得力のある描写
その表現力で、何を描こうとしているのか?
主人公の病気は、父性原理が未発達の、日本のメディア>>続きを読む
切れ、切れ、切れっ!
映画を作るために、友も、恋人も、切る。
漢の劉邦も、敵から逃げる際に、子供を捨てたそう。
蒼天航路の劉備も、妻子を捨てた。
全ての時間が、仕事のためになる。
万人におす>>続きを読む
テレビ局とタイアップすると、子供っぽくなるのか。
実話原作があると、良い脚本を書けなくなるのか。
とはいえ、文句を言いながらも、有村架純がカワイク、観れてしまう。
全ての女性が、かわいい女の子だ>>続きを読む
「ワタシは可哀想じゃない!」
タイトルのハケンは、「覇権」のことで、派遣社員の話ではない。
しかし、「カントク」と匿名で呼ばれる女性監督も、現代の派遣社員にも通じる。
産みの苦しみ
ぶつかり合う>>続きを読む
週末の空いた時間、映画館へ。
これが、意外と佳品。
ミニシアター系だが、観やすく、2時間をちょうどよく感じる。
馬が、現代人に眠れる野生を表現。
あるいは第3世界も象徴か。
キャッチーな作りの中>>続きを読む
歴史に残る傑作❗️
「もう1人の自分」というテーマは、唯一無二。
殴り合うクラブ、という暴力的なイメージが先行するが、実は、、、
分業化された文明社会に対して、「個人の野生を取り戻す」
深淵な>>続きを読む
【感情移入させてから描くべき】
仮想空間での、歌のシーンは伸びやか。
ただし、主人公をもっと魅力的に描く方が良いですねー
実空間での女子高生に感情移入させてから、期待を込めたアクションを描くべき>>続きを読む
壮大な失敗作。
オープニングから、緊張感に欠ける。楽器を打ち壊すシーンが、五月蠅い現代社会への警鐘であったりはする。2階の管理室から一般客に紛れ込むシーンは、管理社会の匿名性を象徴していたりはする。>>続きを読む
近未来の監視社会における恋物語。
ロボトミー手術を受け、椅子に座らされ、横を向くことを許されない主人公。
壁の中の怪しい設備、怖ろし気な武者像、紙と化して消えるアウトローなお助けマン、ショートカット>>続きを読む
映画史に残る1シーン。
砂場で遊ぶ子供達。見守る保母役の主人公と、そこに向かって叫ぶもう1人の主人公。そこに、、、
人物のアップを多く活用。
シュワルツェネッガーの足元や、タイヤの登場シーンは効>>続きを読む
アクションと社会批評が融合した名作。
首にチップが埋め込まれた近未来。
信号を受けると、怒りの感情が発生する。
教会での戦闘シーンが圧巻。
全ての村人が互いに攻撃し合う。
宣教師の喉を貫くシーンに>>続きを読む
ドタバタ喜劇だが、笑いは少ない。
寓意が豊富だが、皮肉にとどまっている。
物語に面白みは少なく、皮肉を楽しめる人以外にはおすすめできない。
力強い映像で、3時間を長いと感じない。
「フリーダム!」
捕らえられ、群衆の中、責め苦を加えられても、決して屈しない心。
現代の世の中でこそ、求められる心ではないか。
ただの犬映画ではない、寓意に満ちた、大人の物語。
いつもそばを離れずに居る存在。
吠え立て、危険を知らせてくれる。
犬ぞりの犬たちにも、役割がある。
酋長の名のついたアパッシュと、散歩を意味するウ>>続きを読む
現代のビルに巣食うゴースト。
図書館の壁から、冷蔵庫からやってきて、油をまき散らす。
コミカルでユーモラスなゴーストたち。
ガーゴイルは守り神でもあり、マシュマロマンは子供の水先案内人でもある。>>続きを読む
ジャクソンに見い出されてスターとなっていくアリー。
対するジャクソンの失態が印象的。
ヒゲ面の年長の男が、公衆の面前で粗相をする姿。
ラスト、イヤリングを付けて歌うアリーが輝く。
「鍵泥棒のメソッド」の内田けんじのデビュー作。
時間軸を巻き戻すところなど、後の片鱗はあるが、学生映画のようで、エンターテイメントとしてまだまだ。
監督のファンにもおすすめできない。
豊かなイメージをはらみながら、息もつかせぬテンポで、緩みのない展開が進む。
今観てもまったく色褪せない、傑作。
ヒロインが友人に電話で助けを求めるシーンが印象的。
友人女性と思って話しているが.>>続きを読む
インド映画として、踊りが効果的。
ゾンビのように赤く彩った踊りや、スリラーのような人形のような踊りは象徴的。
主人公の姿も力強い。
子供が沈黙を勧めても、正直を貫き通す。
集団で殴る警察の姿と対照的>>続きを読む
多数の音楽監督たちが登場するが、インタビューの断片的な寄せ集めに終わっている。テレビのドキュメンタリー番組を見ているかのよう。
どのように音楽を作り上げていったのか、どのように映像と合わせていったの>>続きを読む
アン・ハサウェイが魅力的。
活き活きとした表情は、日本人にも親しみやすい。
数々の衣装も、女性には楽しみかもしれない。
老人そっくりの顔をした子供。
ヘルメットで顔を隠して歩いている。
スターウォーズの悪役ダース・シディアスのよう。
ゾンビが家に居たら、というようなビジュアル。
子供として見ているうちに慣れるかと思い>>続きを読む
3時間の大作だが、時間を気にせず一気に観ることができる。
豪華客船に乗って旅をしている気分を味わえる前半と、沈みゆく船の中を駆ける後半と、2本の映画を観ているかのよう。
テーマソングも効果的。有名>>続きを読む