マッハ!の監督、プラッチャヤーピンゲーオ監督作品
見れないことはないけど…な一本だった
ストーリーは金のため人殺しをしていた主人公が少女と出会うことで変わっていくというもの
それ自体は悪くはないんだけど、展開があんまりないのでどうしても退屈さは感じてしまう
スピリチュアルな要素はタイの監督らしくて嫌いではないんだけど、見終わった後に徒労感が残るのはどうかなと思った
あと主人公にあんまり人間味を感じなかったし、ケヴィンベーコンも良さそうなキャラになりそうだったのにイマイチハネず…
アクションはこのキャストということでいうと頑張っている方だとは思う
しかし!監督はあのマッハ!の監督なのでどうしても過度な期待をしてしまうが、この壁は勿論越えられず‥
どうせハリウッドで監督するなら、スタントダブルを多用してもいいからタイで撮ってたの映画より予算をたっぷりかけた大規模なアクションが見てみたかった
アクションの比率も半分以上が銃撃戦で、ラストも割とアッサリとカタがついてしまい残念(見終わった後考えると銃撃戦に予算をつぎ込んだのかな?
アクション自体も今の絶対銃弾当たってるなど細部の雑さが目立った
武器庫のシーンもいつもならテンションが普通なら上がるんだけど、個人的には今回はそこまでだった。なんでだろう
マッハ!レベルのものを期待してる人にはオススメは出来ない一本
ダラっと見る分には楽しめる…かな?