くろきつ

パーフェクト・スナイパーのくろきつのレビュー・感想・評価

パーフェクト・スナイパー(2011年製作の映画)
2.5
売春組織の陰謀に巻きこまれた凄腕スナイパーを戦いを描いたバイオレンス・アクション。

タイが舞台のアメリカ映画。ケヴィン・ベーコンは主演でもスナイパーでもなく主人公を助ける金持ち友人役。スナイパーライフルを持ってるシーンすらない。登場する時間はそこそこ多いけどキャラクターに魅力がなくてただカッコいいケヴィン・ベーコンというだけだった。主演のジャイモン・フンスーもキャラが定まってないし何よりも映像にセンスがない。どんなにアクション満載でもセンスがなければ面白くない。アクション映画ってどうアクションを撮るかってところが一番大事だと思うからそこが出来てないと話が面白くても一気に評価が下がってしまう。B級映画だということは承知の上だったから別に期待はしてなかったけど。後半の展開もタイを舞台にしてるからかスピリチュアルが全面に出てきてこれじゃない感がすごかった。ケヴィン・ベーコンのスナイパー姿が見れると思ったのにガッカリだった…。「ワイルド・ロード」以来のケヴィン・ベーコンだったから楽しみだったのに…。とりあえず「狼の死刑宣告」でお口直し。
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