トルーマンバロウズ

ボディ・クッキング/母体蘇生のトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

3.2
マザコン気味の青年エドは一年前に母親を亡くして以来、すっかり生きる気力を失っていた。
そんなある日、とあるセールスマンがエドのもとにやってきて大金を払えば母親を生き返らせてあげると告げ・・・・。

若き日のスティーブ・ブシェミ主演の死んだ母親を生き返らせてしまったことで起こる騒動を描いたドタバタブラックホラーコメディ。
死んだ母親がゾンビとなってよみがえりドタバタ騒動を引き起こす展開がどことなくブレインデッドを彷彿とさせて笑える描写も多くそれなりに楽しめる作品に仕上がっていた。
登場人物もそれぞれ個性的で特にセールスマンはなかなか良い味を出していた。
ただゾンビ映画にしてはスプラッター描写がほとんどないので、グロ方面を期待しているとかなりの肩透かしを食らうのは間違いないと感じた。
そのため全体的にはゾンビ映画というよりはブラックなホラコメとして楽しむべき作品であった。