masahitotenma

囚われの女のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

囚われの女(1968年製作の映画)
3.0
フランスのサスペンス映画の巨匠アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督の遺作となった恋愛ドラマ。
人妻がサディスティックな恋愛世界に足を踏み入れていく様子をサイケデリックな映像を交えて描いた異色作。
原題:La Prisonnière、(英)Woman in Chains  (1968)

現代アートの作家ジルベール(ベルナール・フレッソン)の妻ジョゼ(エリザベート・ウィーナー)は、夫が出品した展示会でギャラリーを運営する青年スタニスラス/"スタン"(ローラン・テルジェフ)と出会い、心を奪われる。
スタンのアパルトマンを訪れたジョゼは、彼が撮影したスライド写真の中の束縛された裸の女性を見たことから、拘束されることへの抗しがたい欲望に囚われていく…。

ラスト、妻にアクシデントが起こり、夫がやって来るが…。

「君にとって、愛の象徴は?」

服従させたいと願う芸術家と福寿されることに喜びを感じる若妻は真実の愛で結ばれるのか?
自由恋愛を信奉していた若い夫婦の関係はどうなるのか?
masahitotenma

masahitotenma