地下鉄に人喰い地底人が現る！？っていう地下鉄ホラー♡♬*ﾟ

昔々、地下工事で事故があり8人が生き埋めにされる。彼らは鼠や人を食べ、子孫を作り、地下の空間でひっそりと生きていたのだ。死体に蛆虫とか、見るからに汚くて臭そうな住処が良い。
ちょっと地味で、なかなか話が進まないのが惜しい！後半カップルの彼女が拐われてからはハラハラドキドキよ。喋れないから何が言いたいのか分からないし、常にヨダレ垂らして臭そうだし、あれは普通に怖い

• #ホラー★
• #70年代
• #イギリス
• #地下鉄

かつて事故で生き埋めになった犠牲者の子孫が人間を食って生き延びていた・・というイギリス産ホラー。主演はドナルド・プレザンスで監督は「ゾンゲリア」のゲイリー・シャーマンでエドガー・ライト監督もお気に入りの作品だとか。

展開はやや遅いですがこの頃の薄暗くて汚い地下鉄はこの手のストーリーを描くにはぴったりで腐乱死体が並ぶ男の地下の部屋をじっくり撮ったり唐突に人を襲いシャベルを頭に突き立てる、ブラシで体を貫通等スラッシャー要素も用意され、男と暮らすほぼ死んでるような妊婦のビジュアルや捕まえた女にネズミの死骸を食わせようとする所は不快指数高めでGood。

男が唯一喋れるのは駅員の「ドアに注意してください」という言葉でそれだけでコミュニケーションを取ろうとするのが不気味でもあり笑える所でもあり。クリストファー・リーもチョイ役で出演。

久しぶりのカルトホラー系ヒット！笑
ロンドンの未完地下鉄工事の際に取り残された人々がそこに住み着き、駅にいる人間を喰らいながら1世紀に渡り一族を継続させてきた人喰い族の物語。
ちょっと異色のホラーなのよね、観た後複雑な気持ちになる。グロくて、せつなくて、絶望的で、いやこれ結構泣けてくるお話じゃないか？とか思ったり。

Mind the door...