くるぶし

セブンス・コンチネントのくるぶしのレビュー・感想・評価

セブンス・コンチネント(1989年製作の映画)
3.6
冒頭から常に環境音に支配され、画面もほとんどのカットが異常なほどアップで観客に圧迫感を与える作りになっている。

この作りがマテリアル主義的な世間の圧迫感溢れる日常を描いてるように感じられた。

この圧迫感こそが登場人物が受けている圧迫感を表現したものであり、
例えストーリー上ではとても順風満帆なように見えても最終的なある着地点にたどり着いてしまう一つの要因として描かれていると感じた。

話は非常に難しい。が、最後の彼らの選択は納得できないというわけではないと感じてしまう。むじー
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