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キャッスル・フリークのnyakoのレビュー・感想・評価

キャッスル・フリーク(1995年製作の映画)
3.5
一家が相続した城に幽閉された怪人がときはなたれし時、家族に危機が訪れる!

スチュアート・ゴードンは死霊のしたたりのイメージが強かったけど、こういうホラーも撮るんだね〜


700年前の城と爵位を相続した主人公は妻と娘と共に城を訪れる
以前の女主人は5歳の子供を亡くして以来、たぅたひとりで42年も城で暮らした。
今も子供の泣き声が聞こえてくる呪われた城と言われているらしい。
主人公家族らは問題を抱えていて…
飲酒運転で幼い息子は死に、長女は失明。そんな夫をいまだに許せない妻。
この夫がまたダメダメ男で、奥さんにいいよるも相手してもらえないと、禁酒の誓いは破るは、妻子と同じ敷地に娼婦連れ込むわでもうほんとやだわー。
失明した娘が1番大人

これで危機救ってお父さんすごいだろう?なんて展開だったらやだな、なんて思ってたら、なるほど…なるほど。
怪人がスッポンポンで猛ダッシュしたり、大ジャンプで着地したりとついついおかしみ湧いてきちゃう。
この追いかけっこはなかなかテンポ良くてスリリング。
娼婦には欲情してむしゃぶりつく(文字通り通り越して食べちゃう)割には、盲目の娘にはなかなか触れずにいる様子もなんかおもろい


手錠を抜けるために自らの指を食いちぎり、肉を削ぎ落とすシーンにはうえーい
…とグロシーンはそんなに多くはないものの、良かった
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