ユースケ

ハロウィン5 ブギーマン逆襲のユースケのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ハロウィンで盛り上がるイリノイ州ハドンフィールドを舞台に、不死身の殺人鬼ブギーマンことマイケル・マイヤーズと精神科医サム・ルーミス医師(ドナルド・プレザンス)の戦いを描いた元祖スプラッター映画【ブギーナイツ】シリーズ第5弾は、前作から1年後、前作のラストで蜂の巣にされるも、当然の如く生きていたマイケルが、ジェイミー(ダニエル・エリス)を追い回すいつも一本。
恩を仇で返すを体現した1年間も看病してくれていた気のいいオヤジをブチ殺して覚醒するシーンは要チェックです。

失語症で声が出せない上、マイケルとの強制シンクロに苦しむジェイミー、マイケルの事で頭がいっぱいで、ジェイミーを責めたり、囮にしたり、マイケル以上に鬼畜なルーミス医師、そして、誰彼構わず殺しまくり、目的がわからなくなってきたマイケルなど、正常な人間に【ハロウィン】のレギュラーは務まらない事はわかってはいましたが、前作を生き延びたレイチェルがあっさり殺される展開にはガッカリさせられました。

他にも、レイチェルの代わりにほとんど無関係なティナ(ウェンディ・カプラン)がジェイミーを守る展開をはじめ、シリーズ伝統の志村後ろ!演出とマイケルの肩なめ映像の乱発、横行するマイケル詐欺、やたらと車を運転するマイケル、どこが絶頂かわからないダラダラとしたクライマックス、続編への布石としか思えない謎のトンガリブーツの男やマイケルの手首のルーン文字など、文句を言ったらきりがありません。

あれだけ揺らしてポロリをしないサミー(タマラ・グリン)のオッパイも、三作連続でオッパイ出さない【ハロウィン】シリーズも、どうかしてるぜ。