グリパス

ピノキオのグリパスのネタバレレビュー・内容・結末

ピノキオ(1940年製作の映画)
4.3

このレビューはネタバレを含みます

子供も大人も見たほうがいいディズニーの傑作映画ピノキオ
ここまで真理ついてくる作品だと思ってなかったからびっくりした
夢を叶えてくれた妖精やジミニー、フィガロ、クレアはいかにもディズニーの映画に出てくるキャラだけどそれと裏腹に人間の嫌な部分や善悪の判断や無知であることの恐ろしさをピノキオを通して観ている人に見せているのはディズニーなかなかえげつないことするなと思った
でも夢を叶えることはそれほど難しいことと世界は夢に溢れてあるだけでなくそういった側面も知ることによってまた一歩前に進めることを教えてくれるし考えさせられる要素もたくさんあるほんとにいい作品だと思う
あのロバになった子もすごく皮肉入りすぎてるし金の亡者やこき使われるチンピラいろんな悪的要素が描かれていて怖かった
あのロバになった子はどうなったんだろう
あとピノキオ普通に最後死ぬのはびっくりしたな 
最初の導入はあまりに完璧すぎてびっくりした
「星に願いを」をジミニーが歌うところから物語が語られるのは個人的に好きすぎる
何も知らないからこそ価値観が固まっていない柔軟な子供と同じピノキオに手を差し伸べる悪い大人っていうのは現実社会でもいるし導く手は誰にでも必要だし正しく導かないと碌な道を歩まないだろうし正しく導くのは難しいけどそれくらいの困難と努力をしないと正しく導けないんだろうな
今見ても普遍的なテーマを教えてくれるディズニー作品恐るべし
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