アメリカン・シビル・ウォーを配信している動画配信サービス

『アメリカン・シビル・ウォー』の
動画配信サービス情報をご紹介!視聴する方法はある?

アメリカン・シビル・ウォー
動画配信は2025年6月時点の情報です。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。
本ページには動画配信サービスのプロモーションが含まれています。
目次

アメリカン・シビル・ウォーが配信されているサービス一覧

『アメリカン・シビル・ウォー』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

アメリカン・シビル・ウォーが配信されていないサービス一覧

Prime Video
U-NEXT
DMM TV
Rakuten TV
FOD
TELASA
Lemino
ABEMA
dアニメストア
Hulu
Netflix
JAIHO
ザ・シネマメンバーズ
WOWOWオンデマンド
アニメタイムズ
Roadstead
J:COM STREAM

『アメリカン・シビル・ウォー』に投稿された感想・評価

3.0
米国の南北戦争におけるアンブローズ・ビアスの実体験に基づく(と言われる)原作を映画化したもの。原題は米国内の内戦であるから「Civil War Stories」である。三つの短編映画がビアス自身の口から語られる形で描かれる。現在の合衆国国民の思いはいざ知らず、製作者の南北戦争に対する考えがモチーフと考えて間違いないであろう。興味深い映画である。
mh
-
世界的な文豪アンブローズ・ビアスの南北戦争に関する短編で有名なやつを三つやってくれたテレビ映画。
ナビゲーター役を務める現代パートが混乱のもとになってる。
・アンブローズ・ビアスは短編の名手とされている。
・アンブローズ・ビアスが実際に体験した話。
・おおまかでも南北戦争のことわかってる。
・朗読という形で短編を三つ紹介。
このあたりを踏まえてないと、ついていけなくなる内容。
「散兵線」なんて字幕がでてきて思わずググった。
アンブローズ・ビアスは日本であれば芥川龍之介みたいな認識でいいのかね?(実際の芥川龍之介もアンブローズ・ビアスの短編を愛読していたとのこと)
ピックアップされたみっつは、
「ある将校」One Kind Of Officer.
「良心の物語」Story Of A Conscience.
「アウル・クリーク橋の出来事」An Occurrence At Owl Creek Bridge.
ちなみに、戦争映画の中で地味に有名な「ふくろうの河(1961)」では、
おなじくアンブローズ・ビアスの南北戦争に関連する短編から、
「Chickamauga」「The Mocking-Bird」「An Occurrence at Owl Creek Bridge」の三つを選んでる。
「An Occurrence at Owl Creek Bridge」の違いを比べてみるのも面白いかと思う。「未来世紀ブラジル」の引用元になったほどの鮮烈さ、完成度がこちらにはなかった。
「ふくろうの河」を見てたこともあって、いろいろググれたから面白かったと思い込んでしまったけど、実際は、そこまでのもんでもなかった。
NM
3.3
実在の小説家・作家・ジャーナリストのアンブローズ・ビアスが、自らの著書を通して南北戦争の悲惨な体験を回顧した、短篇3作品の映画化。
短篇の名手とされ、芥川もビアスのファンだったという。

多少でも歴史を知っているか興味がないととっつきづらさはあるかもしれない。
エンタメ的なはっきりした喜怒哀楽がなく、観客・読者に考えさせる作品。

しかし、事実を淡々と述べる短篇3つを繋げたものなので、長い心理描写はなくサクサク進むし、
一つ一つは短くてとても観やすい。

有名作家となった著者が、(これも実在の)友人二人とお茶を飲みながら、過去を顧みながら著書を朗読していく。
1つの話が終わる度に、この現在に戻ってこれるので、頭の整理ができる。

というか、1つ終わるごとに一時停止して、小休憩をはさんだほうが話がごちゃつかなくて良いかもしれない。

1つめの話からして悲惨だ。

オハイオ州の純粋な青年アンブローズは、
南北戦争が始まると、北軍として志願した。

しかし当時の戦争で指揮命令系統がしっかりしているはずもない。
また、必ずしも仲間や上司を信用し尊敬していたとは限らず、戦いの最中もその後も、理不尽なことばかり起きる。

戦争で、正常な感覚を保ち最後まで冷静な判断ができた人などどれだけいただろうか。アンブローズ青年の理想は打ち砕かれる。

3つとも理不尽で理解が難しいため、友人二人は怪訝な顔でアンブローズに疑義を唱える。
そんなはずは、だって、でも。

しかし、それぞれの詳細な真相は、当然アンブローズ自身にも知る由はない。
ただ戦争は幾多の理不尽な悲劇を生み、それらの多くは伝えられずに埋もれていく。

これまで人類が起こしてきた戦争で、多くの人が、死因や経緯などは不明のまま死に、いつどこでどう死んだか、本当に死んだかどうかさえ明らかでない。

現代では、映画や小説などのフィクションでしか
戦争を知らない人も多い。
それらは大概、その人がどう育ち、どういう経緯で参戦し、どんな思いを抱えながら戦っていたのかが丁寧に説明され劇的に描かれるものだ。

しかし現実の戦争は、なぜ殺したのか、理由はあったのか、なぜ殺されたのか、どういう事情で行動したのか、考えなどあったのか、など、無数の謎や矛盾の塊だったのだろう。

戦犯裁判などでも、はっきりしたことを説明できず、ただ、命令が、何となく、と言われましても……、と漠然として、しどろもどろにしか答えられない人もいる。
本当によく分からないのだろう、自分でも。