ぉゅ

愛と追憶の日々のぉゅのレビュー・感想・評価

愛と追憶の日々(1983年製作の映画)
3.8
2021年 鑑賞 21-306-19
ラリー・マクマートリー先生の同名小説が原作、ジェームズ・L・ブルックス監督・脚本・製作による、第56回アカデミー賞作品賞ならびに第41回ゴールデングローブ賞 ドラマ部門作品賞受賞のドラマ作品。

オーロラ(シャーリー・マクレーンさん)とエマ(デブラ・ウィンガーさん)はちょっと変わった親子。母オーロラは、エマの結婚相手である大学教師のフラップ(ジェフ・ダニエルズさん)に不満を持ち、祝福の言葉を言わない。罵り合いながらも深いところで愛し合うこの親子も、エマが嫁いだのを機に、離れて暮らすことになる。エマとフラップはダブル不倫、オーロラは隣の元宇宙飛行士ギャレット(ジャック・ニコルソンさん)と束の間の恋。しかしある日エマに深刻な事態が...

母娘親子の話や恋愛だけに... W不倫も中年男女の恋愛もよくわからないのが事実...

おそらく多数意見だと思うが... ジャック・ニコルソンさん(あの笑い方)が夜にナンパしているなんて... かつ、(酔っ払ってこけて)血を流し、「うちに寄っていかない?」「怖い?」って怖過ぎるわっ!って目で見てしまうし、夜に同じベッドで寝ていたら、この女性は朝起きられるのか?とハラハラしてしまう... 私はそういう刷り込みが完了しているのかも...

ストーリー自体は面白い!ただ、性別上気持ちがわからないシーン、私には理解できないシーンもあるが、オーロラとエマ親子は、憎まれ口を互いに言い合いながらも、ずっと友達親子の先駆けをしていたのだろう。電話のシーンでも、相手分からず、言葉だけで判断したら、友達か?とも思う。

エマの病気が発覚してから、ストーリーのベクトルが変化し... オーロラの「娘は10時まで我慢したのーーー!!」のシーン、エマのNYでのイライラも、エマの葛藤「薬はわかった。でも、子どもをどうするか?、エマの「喧嘩だと思っていない」「ママは私に不満だらけだった」とか、いっぱいいいシーンがあったが、オーロラに会いにやって来たギャレットと、オーロラがプールで出会ったシーンや、エマとフラップ夫婦の病室での久々のハグ&キス、エマと息子たちとの会話のシーンは、特に胸熱で、胸染みシーンだ!

最後は、最初怖かったジャック・ニコルソンさんが、めっちゃいい男性に!私も教えて欲しい、“ギャレットクロール” ってモノを!
ぉゅ

ぉゅ