なださんと一緒♬ニコケイ・マラソン🏃♀️🏃♀️💨
今回は共通のfollowing♡のんchanよりオススメいただいた
「パイレーツ・オブ・カリビアン」3部作で名を上げたゴア・ヴァービンスキー監督作です🫡✨
🌤️🌥️☁️ 以下ネタバレありで 🌪️🌨️🌦️
ニコケイが演じたデヴィッドを見ていると、
偉大な父親へのコンプレックスが心の底に常に淀んでいて
復縁できない妻に抱く夢想、
それぞれ問題を抱えて見える2人の子供へのアプローチが空転するのも本人には悲劇かもしれないけれど、1人ズレていて喜劇的。
気象予報士としての資格はなく、カンペを読み上げるだけの仕事で、挙げ句の果てに悉くファストフードを投げつけられる日々。
20代以下の頃に観たら、こんな冴えない中年男はイヤだ😢と辟易させられたかも💦
でも作品の前半で映し出される彼の姿は、彼自身が卑下している自画像なのかな🤔と。
ファストフードの何かを打つけられる自分自身がファストフードのような人間だからではないか？と自問するシーンがあって、
うだつのあがらないダメな自分を自覚し、向き合おうとしていることにハッとした。
現実と理想はしばしば食い違う。
しかもこの作品では劇的な変化は用意されることは、ない。
デヴィッドは成功も家庭も手に入れることはない。
ただ、娘の代わりに腕を上げたアーチェリーや、息子の代わりに打つけた鉄拳…
淡々と雲の向こうから明るい光が見えた。
印象的だったこと
🔸ラクダの足
デヴィッドの娘、シェリーが太めでズボンが股間にくいこむ様子から、同級生によるネーミング。。
ラクダの足を思わず検索したら😢
でもラクダの足は強い✨
🔸マイケル・ケイン
「ディヴィッド、人生はクソだ。
捨てるものがたくさんある。
だから捨てろ！それがクソ人生だ」
なださん、今回もご一緒してくださり、ありがとうございました✨
派手さはなくカタルシスを得られる作品ではないと思いますが味わい深い作品でした。
なださんの心には、どんな空模様が浮かんだかな😌✨
