おばけ

マルサの女のおばけのネタバレレビュー・内容・結末

マルサの女(1987年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

山崎努…女を道具のように使う、と同時に抜群に頭がキレるという役を演じさせたら世界一なのでは?格好良すぎる。しかし主人公とは、息子を通して根の部分では信頼している…人間味があふれた最高の悪役。
息子が語ったように奥さんが生きていた頃は、また違った人物だったんだろうな、と感じさせるラスト(子供が遊ぶ、公園を眺めるシーン)が印象的だった。「ああいうの見ると、胸がかきむしられる気がする。幸せが手からすり落ちていくように思うんだ。」

後半、次々と権藤の不正を暴いていく様は痛快だった。マルサ組の団結さはさることながら、それぞれにキャラクターが立っており、面白い。マルサのジャック・ニコルソン笑(張り込みの車が不審すぎてよくバレないな、とか思ったけど)

あと初期のショルダー型携帯電話を初めてみた!!!新鮮!!
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