伊丹十三4k映画祭開催中のTOHOシネマズ 日比谷で鑑賞。
自分が考える良い映画の要素を伊丹作品は全て持っている。
ここでそれらを敢えてあげる事はしないけど、社会問題をテーマにしているにも関わらず、老若男女問わず楽しめる作品に仕上げるのは本当に素晴らしい。
今回4kデジタルリマスター版を初視聴したが、ノイズが大分減ってクリアな画にしつつも当時の雰囲気を残した作りになっていた。音響もかなり良く、音楽はもとより、セリフや環境音のステレオ感も増していた。
現状4kデジタルリマスター版はBD・DVDで発売されておらず、CS放送または梅田・日比谷で観るしか方法が無い。今回のリバイバル映画祭は5月まで、CSでの一挙放送は5月から予定されているので、この機会に伊丹作品に触れる人が一人でも多く増えますように。